明けましておめでとうございます。
本年も「九州のムラへ行こう」ともども、よろしくお願い申し上げます。
昨年発行号から、念願の季刊誌となりました。
お屠蘇気分抜け切れない今週から既に、次号3月20日号の発行に向けて編集会議と
本始動しております。
今年も"ムラの生命をマチの暮らしに、マチの活力をムラの生業に"を
モットーに、ムラの息吹をお届けしていきたいと思っています。
みなさまの変らぬご支援、よろしくお願いいたします。
思い起こせば、先代編集長と一緒に「九州のムラ」の立ち上げに携ったのが、13年前、
(株)リクルートを辞め、九州のグリーンツーリズムを広げ、ムラを応援すべく独立して
始めた第一歩が雑誌づくりでした。
"自分が納得できる米ば、なかなか作れません。まだ30回しか作っとらん"
(福岡の星野村で30年米を作っているムラ人からの一言)
"「環境」ちゃ何ね?わたしゃ、見た事も、食べたこともなかよ"
(山水をひき、生活排水を自分の田んぼに米を作っている、水俣のおばあちゃんの一言)
"昔は「木六、竹八」ちゅうて、(用材を一番活かす)木や竹を切る時期を知っとった"
(椎葉の山村で、炭焼をしている70代のおじちゃんからの一言)
などなど、ムラを巡ると、先人たちが残してきた叡智、自然との関わり方、生き方含め、
学ぶこと、次世代につなげなくてはいけないことが、見えてきました。
「九州のムラへ行こう」は、マチに暮らす私たちが、忘れてはいけないこと、例えば
農、林、漁業など第一次産業のことや、環境や食のこと、観光、グリーンツーリズムはじめ、
地方の活性化など、21世紀のキーワードが詰まっています。これらは、都市住民の意識、
行動如何が大きく左右してきます。
雑誌「九州のムラへ行こう」、それに「九州のムラ市場」「Gazoo mura」などの
自分が携って立ち上げてきたムラプロジェクトの数々は、ムラに目を向け、ムラとの接点を
持ってもらうためのきっかけです。
一人でも多くのマチの人々が、ムラ人との心の交流を通して、九州にとって、日本にとって、
地球にとって、これから何を大切に生きなくてはいけないのか、何をしなくてはいけないのか、
一人一人が考え、行動におこすきっかけが作れればと思っております。
九州のグリーンツーリズムの実践者とそれを応援するマチの応援団とが手を携わったネット
ワーク組織、「九州のムラたび応援団」ともども、本年もよろしくお願い申し上げます。
平成22年 1月吉日
九州のムラへ行こう 編集長
養父 信夫