●今年も一年、ありがとうございました。
今年から、名詞交換させていただいた皆さま、「九州のムラ」を購読、応援していただいている皆さま地域づくりで九州各地域でご一緒させていただいた皆さまなどなど、10年間の私の活動の中で、多くのご縁をいただいた皆さまにメルマガをお送りさせていただきました。
グリーンツーリズム、スローフードなどの活動を通じ、地域の皆さんが一生懸命に「農ある暮らし」を守り、次世代に繋げていこうとする姿を、少しでもお伝えできればと思っております。
来年もよろしくお願いいたします。
今年は喪中(家内の父)ですので、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、この場をお借りし、今まで「九州のムラ」を応援いただいた御礼をさせていただければと思います。
今年夏に19号を発刊し、10年を節目に今まで皆さんにも親しんでいただいた土器修三さんの表紙
デザインからリニューアルし、内容も農家民宿、農家レストランなどの交流拠点の情報を増やし、特集した地域のアクセス情報、ツーリズム商品への案内など、地域に暮らすムラ人たちの地域づくり応援雑誌から、マチに暮らす人々にムラを知ってもらい、実際に地域を訪れるきっけを作る雑誌として、徐々に舵をきりはじめています。来年春発行に向けて準備を進めている20号は、よりその方向性を明確に打ち出し、『ムラの命をマチ暮らしに、マチの力をムラの生業に』という考えを、実践すべくマチとムラの心の交流から、旅「ツーリズム」や食「スローフード」を軸とした新しい生業を、地域に芽生えさせるきっかけを創っていければと思っています。
●新しい形の地域づくりを目指したい。
この10年、「九州のムラ」の雑誌づくり、地域づくりのお手伝いを通じて、感じていることがあります。全国のグリーンツーリズムの大会に参加しましたが、そこでの話題は、「もはや地域づくりは行政だけでは難しい」ということです。近年、特に全国に吹き荒れる「市町村合併」は、"ムラで起こった大きな出来事"から"マチで起こった小さな出来事"に、変質させ、合併される周辺町村は、新市の議員を送り出すことも、民主化という数の論理の中で苦戦を強いられ、地域づくりが滞っているのが実情ではないでしょうか。もちろん、そのような状況をフォローする事業が国、県、各市町村で新たに組まれることもありますが。しかし、地域づくりのコンサルが地域を作っていく訳ではありません。最終的にはそこに暮らすムラ人一人ひとりが地域を創っていくのです。
ただ、そこに至るまでの過程においては、本当の意味での「産・官・学」連携、それぞれの専門業種のパートナーシップという視点が重要だと感じています。
特に、『産』の部分、つまり民間の力です。従来は地域に暮らす商売をやられている民間という程度の捉え方で語られていたような気がしますが、そうではなく、マチ側の民間とも、あるところではしっかり手を携えるということが必要だと思っています。
イタリアのスローフード協会が主催する食の祭典「サローネ・デル・グスト」を見て、九州でも都市部に、地域の生産者の思いを伝え、経済にも繋がる場をという思いの中で、福岡市内の商業施設内に「九州のムラ市場」を企画し、夏休みの期間、子供たちが自然にもっと触れ、体験を通じて逞しく育って欲しいという思いから、JR九州さんと「わくわく体験チケット」という商品を企画し、そして今回のトヨタ自動車さんとの「Gazoo mura プロジェクト」も、カーナビ、携帯、パソコンというメディアを活用し、より深い理解の中で、マチとムラとが交流をして欲しいという思いの中で実現したプロジェクトでもあります。昨日は担当の南という「九州のムラ」スタッフが大分の安心院を訪れ、農村民泊を営む地域のおばちゃんたちに、パソコンの使い方、ブログの書き方など教え、おばちゃんたちも慣れない手つきで、楽しそうに話を聞いていただいたということです。
来年からは「地産地消」プロジェクトを推進するキリンビールさんとも「食」をテーマにマチとムラを繋げるムラプロジェクトを始動したと思っております。
現在、休学中ではありますが、熊本大学で、農村の研究を徳野教授のもと、勉強しています。よく先生が口にされる『消費される村と農』という言葉。今までムラはマチから搾取されてきた存在という面も持っています。自分たちの活動が、その動きに拍車をかけるだけのものなのか、否「消費もされないムラ」は、消え行くだけなのか。
常に自問自答の毎日ではありますが、『ムラの命をマチの暮らしに、マチの力をムラの生業に』を原点に、お互いにとって、よりよい繋がり方を模索し、これからもやろうと思っております。
来年も、皆さんの変わらぬ応援、ご支援、ご協力をお願いいたします。
正月は、実家宗像で家族と過ごす予定です。ゆっくりメールも見れますので、皆さんの近況、ご意見、辛口批評なんでも結構ですので、一声かけていただければと存じます。
来年もよろしくお願いいたします。来年も皆さまにとってよい年でありますように。
今年から、名詞交換させていただいた皆さま、「九州のムラ」を購読、応援していただいている皆さま地域づくりで九州各地域でご一緒させていただいた皆さまなどなど、10年間の私の活動の中で、多くのご縁をいただいた皆さまにメルマガをお送りさせていただきました。
グリーンツーリズム、スローフードなどの活動を通じ、地域の皆さんが一生懸命に「農ある暮らし」を守り、次世代に繋げていこうとする姿を、少しでもお伝えできればと思っております。
来年もよろしくお願いいたします。
今年は喪中(家内の父)ですので、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、この場をお借りし、今まで「九州のムラ」を応援いただいた御礼をさせていただければと思います。
今年夏に19号を発刊し、10年を節目に今まで皆さんにも親しんでいただいた土器修三さんの表紙
デザインからリニューアルし、内容も農家民宿、農家レストランなどの交流拠点の情報を増やし、特集した地域のアクセス情報、ツーリズム商品への案内など、地域に暮らすムラ人たちの地域づくり応援雑誌から、マチに暮らす人々にムラを知ってもらい、実際に地域を訪れるきっけを作る雑誌として、徐々に舵をきりはじめています。来年春発行に向けて準備を進めている20号は、よりその方向性を明確に打ち出し、『ムラの命をマチ暮らしに、マチの力をムラの生業に』という考えを、実践すべくマチとムラの心の交流から、旅「ツーリズム」や食「スローフード」を軸とした新しい生業を、地域に芽生えさせるきっかけを創っていければと思っています。
●新しい形の地域づくりを目指したい。
この10年、「九州のムラ」の雑誌づくり、地域づくりのお手伝いを通じて、感じていることがあります。全国のグリーンツーリズムの大会に参加しましたが、そこでの話題は、「もはや地域づくりは行政だけでは難しい」ということです。近年、特に全国に吹き荒れる「市町村合併」は、"ムラで起こった大きな出来事"から"マチで起こった小さな出来事"に、変質させ、合併される周辺町村は、新市の議員を送り出すことも、民主化という数の論理の中で苦戦を強いられ、地域づくりが滞っているのが実情ではないでしょうか。もちろん、そのような状況をフォローする事業が国、県、各市町村で新たに組まれることもありますが。しかし、地域づくりのコンサルが地域を作っていく訳ではありません。最終的にはそこに暮らすムラ人一人ひとりが地域を創っていくのです。
ただ、そこに至るまでの過程においては、本当の意味での「産・官・学」連携、それぞれの専門業種のパートナーシップという視点が重要だと感じています。
特に、『産』の部分、つまり民間の力です。従来は地域に暮らす商売をやられている民間という程度の捉え方で語られていたような気がしますが、そうではなく、マチ側の民間とも、あるところではしっかり手を携えるということが必要だと思っています。
イタリアのスローフード協会が主催する食の祭典「サローネ・デル・グスト」を見て、九州でも都市部に、地域の生産者の思いを伝え、経済にも繋がる場をという思いの中で、福岡市内の商業施設内に「九州のムラ市場」を企画し、夏休みの期間、子供たちが自然にもっと触れ、体験を通じて逞しく育って欲しいという思いから、JR九州さんと「わくわく体験チケット」という商品を企画し、そして今回のトヨタ自動車さんとの「Gazoo mura プロジェクト」も、カーナビ、携帯、パソコンというメディアを活用し、より深い理解の中で、マチとムラとが交流をして欲しいという思いの中で実現したプロジェクトでもあります。昨日は担当の南という「九州のムラ」スタッフが大分の安心院を訪れ、農村民泊を営む地域のおばちゃんたちに、パソコンの使い方、ブログの書き方など教え、おばちゃんたちも慣れない手つきで、楽しそうに話を聞いていただいたということです。
来年からは「地産地消」プロジェクトを推進するキリンビールさんとも「食」をテーマにマチとムラを繋げるムラプロジェクトを始動したと思っております。
現在、休学中ではありますが、熊本大学で、農村の研究を徳野教授のもと、勉強しています。よく先生が口にされる『消費される村と農』という言葉。今までムラはマチから搾取されてきた存在という面も持っています。自分たちの活動が、その動きに拍車をかけるだけのものなのか、否「消費もされないムラ」は、消え行くだけなのか。
常に自問自答の毎日ではありますが、『ムラの命をマチの暮らしに、マチの力をムラの生業に』を原点に、お互いにとって、よりよい繋がり方を模索し、これからもやろうと思っております。
来年も、皆さんの変わらぬ応援、ご支援、ご協力をお願いいたします。
正月は、実家宗像で家族と過ごす予定です。ゆっくりメールも見れますので、皆さんの近況、ご意見、辛口批評なんでも結構ですので、一声かけていただければと存じます。
来年もよろしくお願いいたします。来年も皆さまにとってよい年でありますように。
2006年12月29日 養父信夫